お蚕さん

お蚕さん(おかいこさん)と読みます。

かつて日本中で行われていた養蚕。

 

富岡製糸場世界遺産登録で有名になりました。

製糸場は繭から糸をとる場所ですが、

繭はどこでできるのか。

繭はお蚕さんが作ってくれます。

人間はお蚕さんが繭をつくるお手伝いをして、それをもらっています。

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写真がお蚕さん。

正確にはこれはクワコといって、桑の葉に付いた野生の蚕です。

ちなみにお蚕さんの数え方は

一匹、二匹ではありません。

一頭、二頭と数えます。

地域のおじいさんに聞いたら、家畜として牛や馬と同じように大事にしていたからだと話してくれました。

 

 ご存知の方もあるかもしれませんが、4月から桑のお茶をつくる会社で働いています。毎朝桑の葉っぱを収穫して、製茶する日々です。

かつては盛んだった桑栽培を桑のお茶として活用し、地元で働けることに喜びを感じる毎日です。

地元のおじいさんに聞くと、このあたりは麦とさつまいもと桑畑しかなかったといいます。

 

現在山梨県に残る養蚕農家は10件程です。

昔は桑の葉をショイコで背負って畑から出していました。

背負っていきます。

養蚕の歴史。

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ニャッキ

朝、梅畑の草刈りをして帰宅。

ふと腕を見ると、シャクトリムシみたいなヤツが登ってきている!!

部屋の中だったので、かなりビックリ!

 

背中にカッコイイ突起がある

イカしたやろう。

 

こいつはどんな蝶になるのだろう。

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